前回は日本国内のセブン銀行ATMからecoCard(エコカード)を使って25,000円ほどの現金の引出しをしてみました。その際にATM手数料と為替手数料がどれほどかかっていたのか、正確に計算してみたので解説します。
エコカードの手数料について
エコペイズの公式サイトに書いてあるシルバーランクのecoCard(エコカード)手数料は以下の通りです。通貨はUSD(アメリカドル)です。
赤のアンダーラインの項目にご注目ください。
エコカードでATMから現金引出には2%の手数料
引出した金額が25,000円でしたので、ATM手数料の4.97USDが正しいと分かります。
ATMから引出した金額の2%が手数料であるなら、75,000円の引出には1,500円ほどの手数料がかかる計算になります。10万円だと2,000円の手数料です。
NETELLER(ネッテラー)は、一回のATM引出しで650円の手数料だったと私は記憶しています。これに比べると、ecoPayzはやや高いATM手数料です。
次にレートの計算です。
ATM引出の場合はecoPayzの為替レートはどうなっているのか?
通貨の換算が2.99%と書いてあります。「***」の注意書きにはこうあります。
***取引に通貨の換算が必要な場合は、常にPSIにより自動的に通貨換算レートが計算され、通貨換算手数料が追加されます。
2016年10月16日のUSDとJPYのレートを遡って調べてみます。時差の関係と休日の関係がありますので、10月17日(月)で計算します。
仮に引き出した時点で、「1ドル104円」で計算すると248.50USDがいくらになるかです。
A. 104 × 248.50 = 25,844
この記事を作成しているのが、2016年10月21日です。この日のレートもYahooの外国為替レート計算で算出してみます。
248.50USDで25,000円の払い戻しの場合は、逆算すると下記の計算式が成り立ちます。
248.50 ×( X )= 25000
X = 引出時点のエコペイズ為替レートです。
A. 25,000 ÷ 248.50 = 100.603622….
つまり、エコペイズの為替レートとは、日本の銀行の為替レートよりも3円くらいは低く計算されている、との形でも理解できます。
A. 104 – 100.60 = 3.4
もっとも、分かりやすいのは「2.99%の為替両替手数料」から算出する方法です。
A. 25,000 × 2.99% = 747.5
先ほど、104 × 248.50 = 25,844でした。ここから747.5を引くと丁度、25,000に迫る数字になります。
この日に、日本国内のセブン銀行ATMから引き出した瞬間のecoPayzの為替レートは、おそらく1ドル103.61円程度だったのではないだろうかと私は思っています。
A. 103.61 × 248.50 = 25.747.085
手数料を整理してみる
ecoPayzではどちらの通貨をベースにして手数料を計算しているか分かりませんが、概ね正解の数字だと思っています。整理すると、ecoPayzのecoCardを使って日本国内の銀行ATMから現金を引出する時の為替レートは、当日の為替レートよりも3円ほど低く計算すれば「日本円に払い戻しする時に金額を間違えない」と言うことです。
USDとJPYの為替通貨レートは、1日で3円も動くことはほとんどありません。日本銀行とFRB(米国連邦準備制度理事会)の協調介入などがあった場合は別です。
現在はドル高円安が進んでいます。1ドルが110円くらいになった時に引出するともっとお得になります。
A. 248.50 × 110 = 27,335
オンラインカジノとは言っても、USDの通貨で利用することによって為替差益も得られる可能性があります。もちろん損失もありますが、思わぬ利益が手に入るかもしれませんね。(^^
それでは、ecoPayzのランクが上がるとどうなるのだろうか?
と思ってしまった人は続きをお読みください。
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